昔の絵柄では無くなっていることが少し悲しいけど、 彼らが喋る言葉は全く変わっていなくて嬉しくなる。 特に10話からが好きだ。 目の前にある困難を自分の手ではなく、大きな他人の力に委ねる現実と、現実を変えることができるのは大きな力であり、自分ではないという弱さ。 14歳という未熟さから現れる残酷な正義感が生んだ シンクポルを経て進んでいく。 Ｎの世界は、皆が意識を持たないがために人間としての欲求や感情が消滅した管理社会であるが、 葛藤や挫折という人生の記憶が残らないことで、全ての人間が平等で平和な世界を享受できる。 今が幸せな人間はディストピアだと感じ、今が不幸な人間はユートピアだと思うだろう。 現在の位置によって、訪れるＮが変化していくなかで あなたはコードを抜きますか？ 《印象に残った言葉》 ･別に金が全てじゃねぇ。 俺たちは自分のスキルを生かして、自分が楽しいことをやっているだけだ。 ･これは俺が命懸けで、遊んで稼いだ金だ。 ･何かやったって、誰も関心なんか持たないんだ。 でも、カナミは感謝すると思うけど？ ･戦争は平和であり、自由は屈従である。