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公開 ・ 05.04
2025.03.07 (Fri)
現代アートとかでアート作品が持つ物語性に価値が発生する現象あるけど、あの界隈では美しさよりも「重層的に価値を発明できるかどうか」に重きを置いていて、今のアートは美しさではなくいかに物語で価値を生み出せるかに重点が置かれてるので、端から見ると物語性に重きを置きすぎて滑稽に見えるのはあると思う。 というかアイデアという一般的に価値がないものを「価値がある」と主張して本当に価値を発生させるタイプの業界なので、詐欺まがいに見える可能性すらあると思う。 現代アートの物語性とは、村上隆さんの書籍にもあるけど漫画の前提知識に似ている。具体例でいえば「魔王を倒す勇者のオマージュ」「エルフという種族」「漫画でよくある中世ファンタジー」という前提知識が葬送のフリーレンを読むのに必要なのと同じで、現代アートにも前提知識がいる。むしろアートの方が前提知識をそこまで要求しない場合が殆ど。 好きな漫画の推しキャラのグッズにはその見た目がかわいいだけではない「推しのグッズである」という物語性が発生しているけど、そういった物体や動作によって生まれる物語性をありとあらゆる方法で生み出そうとこね回してるのが今のアート。 つまり「物語という概念を売ってる」し、黄金のようにそこに本当の価値は無いよねワハハ!までセットの価格。それも含めた娯楽。そういうゲーム。だってアートは所詮娯楽だし… でも真剣にやるから娯楽は娯楽たり得るんだよな…って感じのスタンスが現代アート系。ゲームだって真剣にやるほうが面白いように、アートの幻の価値だって真剣にやるほうが面白い。アートは所詮娯楽とはい言っても、「紙幣は所詮紙だけど、皆は本気で価値があると思ってるよね?」レベルの話なので、別に軽んじているが故ではなく単にそういうものである。 金銭だって無から国という担保で価値が生えている。それと同じように無から価値を生やすのがアート。