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公開 ・ 04.30
2025.04.29 (Tue)
とにかくテーマも文体も私にとっては読みにくくてたまらなかった。物語の進み方を矢印で表すならば、バネのように狭い狭い間隔で螺旋を描いているような感じ。くどい。サンホラの語りの部分みたいな文体だなって気づいてからはそれに倣って調子をつけることでサクサク読めるようになった。 壮絶な子供時代を過ごした人物に内在する負の感情は螺旋のように身体を巡りながら、やがて一体となる。私には全く想像し得ない感覚だが、自分の感じている正の感情が本当の自分なのだろうかとは最近思っており、それが楽しい・面白いと分かった上で避けようとする。そういったことと、同じに分類できるだろうか。