夫は、なぜこんな話を作ったんだ何故こんな目に遭わせなければいけないのだ…と怒り泣いていた。 何故だろう。確かにその気持ちもわかる。 創作は苦しくとも、幸せに夢を見て、切磋琢磨しながら生きる話ではダメなのか。理由はわからない。どちらの方が面白いかもわからない。 人生って不条理だ。夫が一生懸命貯めたバイト代。チョコパフェを食べるんだバイクを買うんだと夢見て 空腹も水を飲んで耐えた。その札束。雑誌に挟んで隠して貯めていたため、雑誌ごと古紙回収に出されたらしい。創作ならば報われる話にできる！でももし私だったら改変しないかもしれない。不幸のまま、夫を泣かせる話にするかもしれない。 よくわかんない感想になった。とりあえず、打ちのめされた。