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公開 ・ 03.03
2025.03.01 (Sat)
第9回 玉菊燈籠恋の地獄 瀬川の気持ちは、さすがの蔦重もわかっていた、というのは心の救いだが、現実的にはまったく救いにはならないというもどかしさよ。お稲荷さんで目を見開いて涙する小芝風花の演技が素晴らしかった。 そして松葉屋の旦那と女将さんが心変わりを仕向ける作戦が実に巧妙。でもそれが4代目瀬川の一件で悩まされた経営者として取るべき行動なんだよな。結局女郎にとっての幸せは、早く身請け先を見つけることなんだよ。分かってるんだよ。でも、でも、でもー! 対照的に足抜けに失敗して連れ戻させるうつせみを見て、瀬川も現実に気づく。本を返すときのセリフが最高に痺れるじゃないか。 吉原の裏を攻めた脚本と秀逸な演技の重なりで編まれた繚乱なドラマ。震えた。 来週は政治パートが多そうだ。楽しみは尽きぬな。